IT業界ってどんなところ?

情報の「伝え方」を考える仕事!

たとえば一通のメールを友人に送る場合、通信回線、プロバイダ、メールソフト、そして携帯電話やパソコンなどのハードに至るまで、各企業が提供するさまざまなサービスを経てメールが送信されています。 これらサービスを展開する企業を総称して「IT業界」と呼びますが、もっと大きな意味が含まれていることも事実です。

ITとは「Information Technology」の略。「IT=パソコン」「IT=インターネット」といった概念だけでなく、コンピュータやネットワークなどのテクノロジーを活用して、情報(インフォメーション)をどう円滑に、効率よく伝えていくことができるかを考え、提案し、実現させることがIT業界の仕事です。

あらゆる企業の土台をなすIT

銀行のATMやSuicaなどのICカードは、基本的に街中のどこでも使うことができます。
これは「いくら使って、残金はいくら」といった「情報(インフォメーション)」が「テクノロジー(ネットワーク)」を介して管理されているからこそ可能になる行為です。こうした銀行などに情報技術を提供している IT企業も多くあります。コンピュータが使われている身の回りのモノの多さを考えれば、ITは世の中のあらゆる企業の「土台」のひとつといえるでしょう。

また、インターネットなどの情報技術を駆使して「新商品を売りたい」「社内の連絡を円滑にしたい」といった企業の要望に応えていくことも、IT企業に課せられた使命です。

コミュニケーション重視の「ICT」時代へ

インターネット時代の到来とともに浸透してきたITですが、最近では同じような意味合いで「ICT」と呼ばれることも多くなってきました。「ICT」とは「Information and Communication Technology」のこと。「コミュニケーション」という語句が加わっています。

新聞やテレビなど、これまでのメディアは情報を一方的に流すことが主でした。しかし最近では消費者の意見もインターネットなどを駆使してつぶさにくみ上げ、その情報を活かして次の商品開発に充てたり、広告展開に活かすことも多くなってきました。消費者とコミュニケーションをいかに取っていくか、その方法や仕組みを提案することも、現在のIT業界には強く求められています。