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01月27日 アプリケーションコンテスト2021発表会

技術委員会主催による第7回アプリケーションコンテスト発表・審査会が行われた。今回こそ会場で発表をと計画していたが、新型コロナ・オミクロン株の感染拡大を受け、残念ながら今年もZoomのウェビナー形式によるオンラインでの発表・審査会となった。
コロナ禍の中でも昨年を上回る5社、5チームの参加を頂き、また聴講者も技術委員会メンバ以外の一般参加や先端技術研究会への参加者など、幅広い層に参加して頂いた。オンラインが当たり前の世の中になり、発表者・聴講者ともに慣れてきたのか、発表はスムーズであり、Zoomのチャット機能を使った質疑応答も非常に活発で、極めて盛況な発表・審査会となった。
限られた時間の中でのアプリ開発であったと思うが、各チームとも工夫を凝らし、技術を集め、すぐにでも使ってみたい、これなら商用化が可能、と思わせるものばかりで、とても質の高い発表会になったと思う。
技術委員会メンバによる一般審査、昨年に引き続きご後援を頂いた横浜市、川崎市を含めた6名の特別審査員による最終審査を経て、以下が表彰対象となった。それぞれの受賞コメントとともに紹介する。

最優秀賞 ピクトあわせゲーム デジタルコム(株) チームデジコム
(指定されたピクトグラムと同じポーズを60秒間に何回作れるかを競うゲーム)
この度は、KIAアプリコンテスト最優秀賞を授与していただき誠にありがとうございます。今回、賞をいただいたアプリは骨格推定ライブラリを使用した姿勢一致ゲームアプリです。通常業務を行いながらのアプリ製作は大変でしたが、完成させることができ大変うれしく思います。最後にサポートしてくださった皆様に心から感謝を申し上げます。

優秀賞 手のひらサイズのボタン式メジャー (株)ジェイエスピー JSPチームふくえ
(超音波の反射で距離を測定することにより、物の長さを簡易に測るメジャー)
巣ごもり需要が追い風になり、コロナ禍の家具/インテリア市場規模が過去最高になっていることから、1人でも大きな家具を計測できるように、手のひらサイズのボタン式メジャーを開発しました。今回、コンテストに参加するのが初めてだったのでとても良い経験ができたと思います。次回は、最優秀賞を狙います。

優秀賞 FOOD BOT (株)アイティサーフ
(自然言語での問いを分析し、グルメサーチのAPIからお薦めのレストランを表示)
アプリコンテスト優秀賞ありがとうございます。苦労した部分は形態素解析された情報から「飲み放題」や「夜間営業中」などをどのように判定するか迷い、本番当日ギリギリまでプログラミングを行いました。発表資料やフロントエンドデザインなど様々な部分でチームメンバー同士の協力で完成までたどり着けました!
           
                               ㈱CIJ 横塚 大典