発達障害というポテンシャル〜正しい理解とサポートで人材から人財へ〜をテーマに、発達障害専門キャリアコンサルタントの木津谷岳さんをお招きし、オンラインを含めて48名が参加いたしました。発達障害に関する深い理解とサポートの重要性について、大変有意義な講演でした。
【第一部】では、発達障害の基礎知識に焦点を当て、異なる種類や特徴、そして職場での適切なサポート方法について学びました。こちらの内容は職場環境における課題や障害者のニーズに対する理解を深める上で重要な事だと感じました。
【第二部】では、特にIT企業における障害者雇用の現状と課題に焦点を当てました。IT企業の障害者雇用率は25.9％で産業別としても最も低い状況で、さらには就職後の環境適応においても課題が多いことが指摘されました。一因として、客先常駐や業務量の不安定さが挙げられましたが一方で知能が高い方も多く、適正なサポートがあれば、IT企業にとって有益な人材に育つ可能性は非常に大きいそうです。
また、発達障害のグレーゾーンについても議論がありました。特に、自覚がない場合や診断がつきにくい場合の対応について、具体的な事例を交えて解説が行われました。こうした情報は、企業側が適切なサポートを提供する上で非常に役立つものであり、参加者にとって大変有益な知識となりました。今回の講演を通じて、発達障害の方々の思いや、職場環境における理解と受け入れの重要性について深く考えさせられました。今後、IT企業において発達障害の方々が働きやすい環境づくりのお手伝いが少しでも出来たらと思います。
横溝 祐子 ニューテック株式会社
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講師 木津谷 岳 様
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会場風景
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