第42回社内教育に関する情報交換会が事務局で総勢21名(5テーマ)にて開催されました。教育研修委員会の年一回開催の人気恒例企画ではありますが、日頃、人材育成に悩み取り組む方々による熱の入った情報交換が繰り広げられました。
《注力している教育テーマ》としては「ヒューマンスキル」という声が多く、ロジカルシンキングや自己分析・言語化、1on1というキーワードが上がりました。
《リーダー候補への動機づけの取り組み方》というテーマでは「実務ではなく間接的なQCサークルや会社イベント(福利厚生)の企画運営など、本人が興味を持つものに参加してもらう事でモチベーションが醸成されることがあり、むしろ、そういう機会をどれだけ提供できるかではないか」という意見が発表されました。
《社員教育で苦労していること》というテーマでは「(1年目は厚いが...)2,3年目に対する教育/現場と会社側との課題ギャップ」などの発表がありました。
《新人教育での工夫》というテーマでは「アウトプット(発表)の機会をしっかりと作る事で経験を積ませる/OJT担当の人選&OJTの充実度」などの意見がありました。
《管理職向けの研修での工夫》というテーマでは「管理職のやりがい・メリットの共感を得る/成功体験としてグループ成果を評価する」などの発表がありました。
各社それぞれに常に改善を続けながら人材育成に力を注いでいる事が垣間見られるすばらしい情報交換会になりました。
齋藤 和義 株式会社ショウナンソフトウェア