技術委員会が主催する「第11回アプリケーションコンテスト発表・審査会」が開催され、今回は4チームがエントリーしました。昨今における働き方の変化から、長期のチーム開発が難しくなっている背景もあり、エントリー数はやや少数となりました。それでも、会場の神情協会議室は満席となり、Zoomによるオンライン視聴も併用されるなど、関心の高さが伺えました。応募作品にはAI等の先端技術が積極的に取り入れられ、各チームの高い技術力と創意工夫が光る発表となりました。また、完成度の高いプレゼンテーションと活発な質疑応答により、終始熱気に満ちた発表会となりました。
・最優秀賞 ㈱NTTデータ・IMジェイエスピー「すいそう日記」
各種センサーからデータを取得してダッシュボードに表示し、AIによるアドバイスで水生生物飼育の管理負担を軽減する作品でした。本コンテストのテーマである「社会に役立つ楽しいアプリケーション」を見事に体現しており、最優秀賞に選出されました。事業化の実現可能性も高く素晴らしい作品でした。
・㈱CIJ「えぱもん」
AIが生成するモンスターの個性に合わせて会話を楽しみながら、子供のエンパシーを育む作品でした。
・ノックスデータ㈱「TELLTELL」
VRMと生成AIを用いたキャラクターが話題を提供することで、幅広い世代が在籍する社内のコミュニケーション促進を図る作品でした。
・ピー・アイ・スクエア㈱「ActiType」
ウェアラブル端末で収集した行動記録を分析して16タイプに分類し、ユーザ間の相性判断やコミュニケーションの活性化を図る作品でした。
限られた時間での開発や資料作成は容易ではありませんが、いずれのチームも利用シーンを想定した実用的な作品を完成させており、参加者の熱意が伝わるコンテストとなりました。なお、第11回を数えた本コンテストも、今回をもって一つの区切りを迎えることとなりました。これまで本コンテストを支えてくださった全ての関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。本コンテストで育まれた情熱と技術力が、今後の業界発展の糧となることを切に願っております。
株式会社CIJ 河原 啓